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技術書典17に参加してRails8本、完売しました!

2024年11月3日(日曜日)に池袋サンシャインシティで開催された、技術書典17のオフライン会場に行ってきました!

前回は技術書典13

技術書典13以来の参加で、その際は以下の本を販売しました。

techbookfest.org

今回は初めて紙を印刷

この時は電子書籍のみ販売でしたが、今回は初めて紙の本を印刷して参戦しました。

今回販売したのは前回と同じくRuby on Railsの本です。

techbookfest.org

Rails8で導入された目玉機能である、Authentication Generator(認証機能ジェネレータ)、 コンテナデプロイツールであるKamal2に焦点を当ててハンズオン形式で学べる本です。

Rails8は2024/10/30時点で、まだRC(Release Candidate,ベータ版の段階を終了し、出荷候補となったハードウェアやソフトウェアのバージョン) ですが、公式リリースより一足先に目玉機能を学べる唯一?の本です。

感想やよかったこと、反省などつらつら書いていきたいと思います。

本は印刷すべし

今回は紙の本を会場に25冊、印刷して準備したのですが完売することができました! 電子書籍のみの販売もしていて、売り上げは3冊。 前回の電子書籍のみで参加した時の販売数を確認してみると12冊でした。 倍以上の売り上げです。 技術書典公式の情報で、電子書籍だけよりも紙の本を準備すると売り上げが2倍になるとのことですが、その通りになりました!

前回は周りが紙の本を準備している中、自分だけ?電子書籍のみで参戦したので、ちょっと恥ずかしい、肩身が狭い思いをした 苦い思い出があります。。。

お客さんとしても、Kindleに入れた電子書籍をスクロールするだけよりも、紙の本を手に取りながら中身を確認していただく方が より価値を感じてもらえたんじゃないかと思います。

印刷は日光企画さんにお願いした

印刷は日光企画さんにお願いしました。

www.nikko-pc.com

初めての紙の印刷で、入稿の仕方がわからず困っていたんですが、 池袋の店舗に電話をしたらめちゃくちゃ丁寧に教えてくれました。 電話越しにWeb入稿のフォームの入力の仕方や、おすすめの印刷方法、費用感、 入稿の流れ、表紙の作成方法、わからないことすべて解決できて本当に感謝です。 メールでも何回もやりとりさせてもらいました。 担当してくれたSさん。この場でも御礼申し上げます。

出来上がりも、自分が想像していた以上の質感で感動しました! (写真を撮る前に完売してしまったので、後から印刷で写真をとりたい..)

技術書典の開始時間が良い

技術書典のサークル集合時間は9:30。 岩手県からの参加だったのですが、この時間だと始発の新幹線に乗るとぎりぎり間に合う時刻です。 次回以降もこの時間で開催をしてほしいです。

完全手ぶらセットが素晴らしい

完全手ぶらセット(無料)を用意していただいたおかげで(要事前申し込み)、 紙の本以外に何も準備せずに参加することができました。

techbookfest.zendesk.com

前回参加時にはなかったはずなので、技術書典さんも年々進化してますね。 本当にありがとうございます。

ただし本棚はあったほうがよい

目の前を通るお客さんの目に入るように、本を立てて展示できるように本棚はあったほうがよいです。 隣のサークルさん(いや、自分以外すべてかも..)は段ボールで組み立て式の本棚を持ってきていました。 私は完全手ぶらセット以外何も用意していなかったのですが、ノートパソコンはたまたま持ち合わせていたため、 ノートパソコンのディスプレイに本を立てかけることで本棚代わりにしました。

ノートパソコンを本棚代わりにしている..

次回は👇こんな感じの本棚を用意して参戦したいと思います。

表紙大事

「(Railsに興味があったうえで)表紙がかっこよかった」という理由で購入いただいた方もいました。 表紙大事ですね。

表紙画像はMidjourneyで作成しました。

www.midjourney.com

日本語で考えたプロンプトをGoogle翻訳で英語に翻訳するだけで、それっぽい画像を生成してくれるのでおすすめです。

Midjourneyで生成した画像をCanvaで文字入れをして表紙を作成しました。

www.canva.com

前回はココナラで外注したのですが、これからはこの方法で自作をしていきたいです。

もっと印刷すればよかった

50冊印刷を発注したのですが、会場で売れ残ってしまうのを恐れて25冊のみ会場郵送、 25冊は自宅に郵送にしました。 売れ残っても会場から郵送できることを後から知ったのと、 紙の本が売り切れたから明らかに売れ行きが悪くなりました。 また、確実に売れるであろう冊数にしたので、会場で売る努力を怠ってしまう原因にもなりました。

もっと売る努力をする

隣のブースはマネーフォワードさんだったのですが、少なくとも私より知名度もネームバリューもあるにも関わらず、 目の前を通るお客さん全員に声掛け(「こんにちは、見本があるのでよかったら読んでください」)をしていました。 私はただ突っ立っているだけで待ちの姿勢だったので、次回はマネーフォワードさんを見習って目の前を通るお客さんには 全員に声掛けをする、声掛けを自信をもってできるクオリティの本を仕上げたいです。

Rails本でも売れる

TypeScript,Golangなどの静的型付け言語、Pythonなどに負けちゃっている感じがするRuby(on Rails)ですが、 根強い人気があり、Rails8の入門本でもニッチな層には刺さることを実感できました。

次回は100冊目標

とはいいつつ、Rails以外の本が需要があることは否めないので、次回はたくさん売ることを目標にジャンル選定からこだわって執筆したいです。 現状では次の案件で採用することにしたRemixの本を書きたいと思っています。

remix.run

ChatGPTがNext.js 👉 Remixに移行したことが有名ですが、Remixが次に来るんじゃないかと思っています。

最後に

技術書典13以来の参加でしたが、本当に参加してよかったです。 隣のサークルさんとの交流や、目の前の購入していただいたお客さん、そうでなかったお客さんとの会話で たくさんの刺激をもらえました。 次回の技術書典18も参戦したいと思います。